モンキーポッドの木の下で…(ハワイ編 その2) 娘の結婚式

ハワイアンスタイルウエディングセレモニー

ハワイの大自然を舞台に、カフ(Kahu「聖職者」)によって執り行われました。五感を通じて自然のパワーやハワイのマナ(神聖なエネルギー)を体感し、喜びと幸福を感じることができるセレモニー

左の方がカフ(Kahu)です。

司式者: Kahu(カフ)

カフとは、「Kahuna(カフナ)」という単語の一部を表します。

古来ハワイでのカフナは特別な存在で様々な役割がありました。

自然や水源の管理や保護を行う「守護者・神官」であり、王家の子供達に儀式の作法や神話・航海術などを教え伝える教師でもありました。

現代のカフは、ハワイの伝統継承者を意味し、古来より伝わる「ハワイアンスタイル」挙式を執り行う唯一の人物です。

ハワイの文化や歴史を熟知し、ハワイをこよなく愛するカフが執り行う挙式には愛とアロハスピリッツが溢れています。

カフの祝祷

カフによるチャント(祈り)  古代から継承されているハワイの神々に捧げる感謝と祈りの言葉。

日本の神道でいう祝詞(のりと)です。

マイレレイの交換

フラの女神「ラカ」に捧げられた葉であるマイレ。

その葉で作られたレイを二本用いてセレモニーは行われます。

お互いにマイレレイをかけ合い、頬にキス。その後カフの手で、二人それぞれのレイの端と端が結ばれ、二本だったマイレレイが一つの大きなレイになります。

その輪の中に二人が入ることにより新しい家族の誕生を表し、レイの輪の中にアロハや幸せを呼び込むという、ハワイの昔ながらのセレモニーです。

娘のハワイアンタイプの挙式に参加して

ハワイの大自然を舞台にハワイの古代から継承されるカフに祈りを捧げていただき、娘夫婦の挙式をお互いの家族を交えこの場で執り行われさせていただいたことに深い喜びと感謝を感じております。

ふと、思い出したエピソードがあります。

娘が乳児のときに、抱っこ紐で背中にせおってマリーナ甘夏ファームの畑を下っているときに突然娘の驚くような泣き声がしました。驚いて振り向くと抱っこ紐が切れて大きな尖った石だらけのところにうつ伏せになって、私は驚き顔面蒼白になり震えながらも病院の救急外来に駆け込みました。

レントゲン検査の結果、特に頭部には問題なく顔には外傷もほぼ無く擦り傷程度ですみました。

高いところから石の上に落ちて大変心配しましたが、奇跡的に助けてもらいました。

今思うと、この奇跡も甘夏の木1本1本が助けてくれるエネルギーを送ってくれたのではないかと感じがしております。

それからも沢山の病気をしながらも今では健康に育ち、大人になり結婚式を挙げる日を迎えることができました。

本当にすべての存在に感謝します。

ありがとうございます。